手帳は、自分が一番使いやすいものを選ぶことが大切です。
ペンで書き込むのが苦手な人や、持ち物が増えるのが面倒な人は、デジタル管理することも選択肢の一つ。
ここでは、スマートフォンやタブレットを使ったスケジュール管理の方法を考えます。
無料のスケジュール管理アプリ
様々なデジタル化が急速に進む昨今、スケジュール管理においても様々なアプリが登場し、さらに無料で使えるということもあり人気です。
もちろん、若い人でもアナログ派だという人はいるかもしれませんが、もし興味があるなら一度アプリの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。
GoogleカレンダーとYahoo!カレンダー
Googleカレンダー、Yahooカレンダーは、無料で提供されているスケジュール管理のツールです。
インターネット環境があればどこでも使用でき、アプリをインストールすればさらに使いやすくなります。
PC、タブレット、スマホと連動させることで、外出時の持ち物を手軽にすることもでき、バックアップ機能もあるので、手帳が苦手な人にはお勧めしたい管理方法です。
自分に合ったアプリを使おう
他にも無料で使えるスケジュール管理のアプリが多数あります。
一部、有料でなければ使えない機能もありますが、もしそれが自分の使い方に合っていればそこに費用をかけるのも方法の一つです。
手書きの手帳と違い、毎年ページを追加したり買い替える必要がないので、デジタルツールの多少の出費は気にならないかもしれません。
自分が納得できる範囲でカスタマイズしましょう。
Apple製品のスケジュール管理機能
iphone、ipad、MacBookを使っていれば、アプリをインストールしなくても十分スケジュール管理ができます。
3つを同期しておけば、どの端末からでも同じ情報を見ることができ便利です。簡単なスケジュール管理とメモ機能があれば十分だという人にはおすすめです。
またその他のスマートフォンにも簡単なスケジュール管理機能が内蔵されていることも多いので、まずはそれをフル活用して見ることも一つの方法です。
デジタル管理のデメリット
便利なデジタルツールにもデメリットはあります。その一つは充電の問題です。このツールをフル活用しようとする場合、予備バッテリーはセットで考えておく必要があります。
また、目上の人と話すときに使いにくいというデメリットも無視できません。目の前で、手帳にメモしながら話を聞く部下と、メモとはいえスマホを操作しながら話を聞く部下、どちらにどんな印象を持つでしょうか。
そう考えると、いくら便利とはいえ時と場合を考える必要が出てきます。
さらに、起動するまでに多少の時間がかかるという点もあります。手帳であれば、3秒でメモとペンを用意できますが、デジタルの場合アプリを起動したり、スマホを操作する手間と時間がかかってしまいます。
使い方を工夫しよう
考えてきたメリットとデメリットを比較し、やはりこれからデジタルデビューしようと決めたなら、デメリットな影響を和らげるために使い方を工夫してみると良いかもしれません。
予備バッテリーはすぐに用意できるでしょう。他にも人前ではメモを取り、あとでデジタル化すれば、好感度を下げずに管理できます。
また、ボリュームのある打ち合わせの際には予めパソコンやタブレットで記録することを伝え、了承を得た上で使用することもできます。そうすれば、端末やアプリを起動させてから打ち合わせに臨めるので便利です。
まとめ
手帳を使うか、デジタル管理をするか、悩む人も多いかもしれませんが、初めはどちらも使いながら徐々にデジタルにシフトする方法もあります。
しばらく使ってみて、やはり自分には手帳が合っているという結論になる場合もあるでしょう。様々なアプリが登場し便利な時代になりましたが、それでもそれが自分に合っているかどうかは別の話です。
じっくりと手帳に書き込むことで、大切な言葉や予定が思いに染み込んでくる場合もあるからです。
普段からパソコンばかり使っている人は、せめて手帳ぐらいは手書きにして字を書くことを大切にしようと思うかもしれませんし、長年手帳を使ってきてそれが生活に浸透しているという人もいるでしょう。
一つ言えることは、どちらにしても、またどちらも使うとしても、自分に合ったオリジナルの使い方を習慣づけることです。それによって、安心したスケジュール管理を長く続けることができるでしょう。