社会人になると、毎朝ネクタイを選んでビシっと締めなくてはなりません。チョイスしたネクタイによっては、あなたに対する印象も違ってきます。
好感度をもたれるか、センスのない人と思われるかは大きな違いになります。あなたが選ぶ一本は重要です。
朝の出勤時間は忙しいですからゆっくり選んでいられませんし、かといってスーツやワイシャツとのコーディネイトがアンバランスにもなりたくありません。また、柄や素材なども大切です。
このページでは、スーツやワイシャツに合うネクタイの選び方や、ネクタイを購入しに行った際の注意点などをお伝えします。
ネクタイ選びに失敗しないように、ぜひ参考にしてください。
ネクタイの柄を考える
ネクタイの始まりは様々な説あるのですが、当初からオシャレの一つとしてとして考えられたものでした。
現代ではスーツとワイシャツとネクタイはパッケージといっても過言ではありません。このため、ネクタイはスーツやワイシャッとのコーディネイトに注目することが重要です。
購入時には柄や色の気に入ったものを無意識にチョイスしてしまうとミスをする可能性が高くなります。自分の手持ちのスーツやワイシャツの色や柄を考えて選ばないといけません。
ネクタイを選ぶ際には、まずはベーシックに無地の柄無しを何本か持っておきましょう。
カラーは濃紺系と工ンジ系が無難です。素材はまずはシルクです。無地のシルク系ならどんなスーツやワイシャツにもコーディネイトできます。
次に、水玉系もスタンダードです。あまり大きいと仕事っぽくありませんので、小さめ水玉が良いでしょう。
日本ではポピュラーな斜めストライプですが、実は海外では学生や軍などの印象があるのでビジネスシーンでは嫌われることもあります。
日本のビジネスシーンでは多く見られるデザインですし、合わせやすいので何本かもっておいた方が良いでしょう。
以上のように、無地、水玉、ストライプの3タイプで色を揃えると大丈夫です。
ネクタイの素材はどうする?
ネクタイの素材選びのポイントをお伝えします。まず基本はシルクです。シルク素材のネクタイは年間を通じで着用できます。
6月~9月の暑い時期には綿素材が良いです。11月~2月くらいの時期にはウール素材も良いです。しかしラフな感じにも見られてしまいますので、気をつけてください。
素材的には確かな製品のものを購入するようにしてください。ヨレヨレのネクタイでは仕事をする以前の話になってしまいます。
一方で、安価なネクタイを消耗品として数でまかなうというやり方もありますが、オーソドックスなネクタイであれば長い期間利用が出来るように好素材のものを購入した方がコストパフォーマンスは良いでしょう。
好素材を見分ける方法としては、まずネクタイをグッと掴んでみましょう。質の良い好素材のネクタイは、シワがすぐに戻ります。この方法は簡単で正確に素材の質が分かりますので試してみてください。
また、ネクタイをソフトに手にして左右にちょっと振って確認するのも簡単で良い方法です。材質の良いネクタイは全般的にねじれません。
ネクタイの色とか幅は、実際に合わせてみた方が良いです。家に帰ってから合わせてみたら、太すぎたり細すぎたりとか、手持ちのスーツに全く色が合わないなどということもけっこうあります。
ですので、ネクタイを購入するときには、スーツを着ているときがベストです。
ネクタイの結び方をマスターしよう
ネクタイの結び方は、実はかなりの種類があります。
シーンやスーツの型、ネクタイの幅などによって複数の結び方をマスターしておけばオシャレでデキる男になれます!
ただし、そんなに多くの結び方を覚えても仕方がありませんので、基本となる結び方だけは完璧に覚えてください。
プレーンノット
プレーンノットは一番シンプルでベーシックな結び方です。
ネクタイが初めてという方にピッタリです。 ポピュラーなレギュラーカラーのワイシャツによく合い、ビジネスはもちろんのこと、フォーマルシーンでも大丈夫です。
何をおいてもプレーンノットだけはマスターしてください。逆に言えば、プレーンノットだけしか結べばくても乗り切れます。
ウインザーノット
ウインザーノット、伝統的な英国式スタイルの結び方です。とても人気のある結び方です。
正三角形という様なワイドな結び目が特徴ですので目につきやすく、取引先やお客様に自分を印象付ける際にはピッタリです。
ワイドカラーや大きめのカラーのワイシャツに合わせると綺麗に仕上がります。
セミウインザーノット
セミウインザーノットは、ウインザーノットほど結び目が大きくないので、ちょうどよい具合にインパクトが有りながらきちんとした印象を与えます。
ウインザーノットはちょっと結び目が大きすぎると感じる方にピッタリです。
まとめ
他にも、ダブルノット、 エルドリッジノット、トリニティノット、クロスノット、 スモールノット、 ブラインドフォールドノットなどの結び方がありますが、まずは上記した3つを覚えておけば、ビジネスシーンで困ることはないでしょう。
ネクタイは、色や柄も多種多様ですし、プライスもピンからキリまであります。適当に選んでも大丈夫なほど種類が豊富ですが、実はセンスが如実に表れるアイテムかもしれません。
柄や素材などにもう少し気を配っても良いかもしれませんよ。さらに、結び方もいろいろマスターしてバリエーションを増やしてください。