仕事をする上で最も大切なのは段取りをすること。その段取りをするのに役立つアイテムとしてカレンダーがあります。
カレンダーは子供の頃から側にあるので、手帳よりも馴染み深い物かもしれません。ここでは、自分に合ったカレンダーの選び方から、最大限に活用する方法までを考えましょう。
カレンダーの選び方
卓上や壁掛けなど、カレンダーの種類は様々でどれにしようか迷ってしまう人も多いかもしれません。
おすすめしたいのは、自分の仕事に合った物を選び長く使い続けることです。カレンダーは年末の挨拶周りなどで配られたもので十分と言う人もいるでしょう。
しかし、どんなカレンダーを使うかは意外と重要です。
卓上カレンダーの選び方
卓上カレンダーを選ぶ際のポイントはまず大きさです。デスクの上であまりに大きいと邪魔になりますし、小さすぎても無駄になります。
自分のデスクの大きさに合ったものを選びましょう。主なスケジュールは手帳を見ずとも分かるように、書き込んで置くと便利です。
そしてどのカレンダーにでも言えることですが、過去1ヶ月、翌1ヶ月はパッと見て分かるものが良いでしょう。その表示が小さくても、曜日や祝日の場所などがすぐに分かるだけでかなり時短になります。
オフィスの壁掛けカレンダーを自分で選ぶことはできない場合が多いので、どんな卓上カレンダーを使うかはかなり重要です。
壁掛けカレンダーの選び方
自宅の壁掛けカレンダーはどんなものを選んだら良いでしょうか。プライベートなスペースなので、動物や花の写真、好きなイラストやキャラクターの物など選択肢は広いかもしれません。
どんなデザインを選ぶにしても、数字が大きく見えやすいこと、そして卓上カレンダー同様、前後1ヶ月が一目で分かるものがおすすめです。
また、書き込むスペースが広くとってあるものも便利です。
会社と自宅のカレンダーを同じものにする
壁掛けカレンダーはインテリアとしての要素もあるので、自分の好きなもので構わないと思いますが、卓上カレンダーは会社のデスクと同じものを使用すると便利です。
カレンダーによっては、一列が日曜日から土曜日となっているものや、月曜日から日曜日となっているものがありますが、この表示が、会社と自宅のカレンダーで異なっていると、曜日の勘違いをしやすくなります。
その点、会社と自宅のカレンダーを同じものにしておけば、そういったうっかりを防止することができます。
できれば気に入ったものを自分で購入しよう
一年に一度、一年間使うものを選ぶわけですから、できれば貰ったものに甘んじず、自分の仕事やライフスタイルに合ったカレンダーを購入しましょう。
使い勝手に評判のあるカレンダーを調べて使って見るのもおすすめです。
評判の良いものは、ロングセラーとなり販売され続ける可能性が高いので、毎年同じものを購入できると言うメリットがあります。
こだわりのカレンダーを知っておこう
昔は年末といえば、日めくりカレンダーを配るのが一般的でしたが、最近はほとんど見かけなくなりました。
カレンダーのかたちは時代によって変化しているようです。
例えば、昔と比べて大安や仏滅といった六曜を気にして物事を決める人が少ないので、カレンダーからは省かれていることもあります。
知りたければインターネットで簡単に調べることができるので、敢えてカレンダーに記載されていなくても問題ないのです。
重視されているのは、デザインと使い勝手。最近のこだわりが強いカレンダーをいくつか紹介します。
手帳兼卓上カレンダーとして使える
あるメーカーからは、手帳兼卓上カレンダーとして使える商品が販売されています。
リングノートになっていて手帳として持ち歩くことができ、底になる折り込みのマチが付いているので、デスクでは立てて卓上カレンダーとして使用することができます。
3ヶ月カレンダー
リングやフックを使って、または切り取り線があり切り離すことによって、常に前後1ヶ月の3ヶ月分を見ることができる壁掛けカレンダーも人気です。
同じカレンダーを横に3つ掛ければ、かなりのスペースを使ってしまいますが、縦に3ヶ月分並ぶので狭いスペースでも掛けられます。書き込みスペースも十分にあるので、前月や翌月の書き込みを一目で確認することも可能です。
卓上はリング式がおすすめ
卓上カレンダーの中には、1ヶ月がカードになっており卓上に立てるためのプラスチックケースの中に収められているものがありますが、これはあまりお勧めできません。
この場合、別の月を見るためにはわざわざ手に取り、カード探さなければならず手間がかかってしまいます。その点リング式であれば、めくるだけで済むので便利です。
パソコンのデスクトップにカレンダーを表示する
卓上や壁掛けも利用した上で、パソコンのデスクトップ上やスクリーンセーバーとしてカレンダーを表示させるのもおすすめです。
ちょっとしたこと、曜日や日付を確認するだけであれば、さっと見るだけで済み便利です。
まとめ
通常のデスクワークの場合に適したカレンダーを主に紹介しましたが、それぞれの職種によってもカレンダーは異なってくるかもしれません。
例えば、土日祝日が休みではない業種もあります。そのような会社では、会社のカレンダーとして配布されているものがあるかもしれません。その場合、それを活用する方が便利でしょう。
また、根っからのデジタル派と言う人は、たくさんあるデジタルカレンダーを無料、もしくは有料でダウンロードして使用すると言う方法もあります。
どんなカレンダーを使うにせよ、手帳との違いはすぐに見ることができるという点です。そして、1日気持ちよく働くために、デスク上に気に入ったデザインのカレンダーを置くことも選択材料の一つとなるでしょう。
たかがカレンダーと考えず、段取りよくスマートに働くための一歩としてカレンダーを見直してみてはいかがでしょうか。