社会人になれば、もちろんスーツやバックや靴など、気を使わなくてはならないスタイルというものがあります。
こうしたアイテムとは別に、さらに重要なことがまだあります。それは、メイクと表情とヘアスタイルです。
スーツなどの身だしなみと同じで、派手すぎてはいけませんし、逆にすっぴんや地味すぎるメイクもNGです。
メイクがうまくいっても表情が暗かったり仏頂面では問題になりませんし、ヘアスタイルも感じの良い髪型にしないといけません。
ビジネス時のメイクと表情とヘアスタイルの基本について解説していますので参考にしてください。
好印象を持たれるメイクをしよう!
ビジネスで、相手に好印象を持ってもらうのはなんと言っても表情なのですが、その表情もメイクが醸し出すものです。いわゆるナチュラルメイクです。
ナチュラルメイクとは、単に薄くメイクアップすると言うことではありません。メイクをやっているのに目立たずにナチュラルに感じられるメイクということになります。
弾けるような明るい表情を表現することを目指したメイクであるかが必須要件です。
とにかくナチュラルで健康的な感じを意識しましょう。
派手で濃いめの化粧はもちろんダメですが、ノーメークのすっぴんに近い感じも、逆に仕事相手やお客様が引いてしまいます。
表情を目一杯ナチュラルに見せるメイクで使用するコスメは以下の4つです。
ファンデーション
ファンデーションは、体調によって変化する顔色を整えるために使用します。
見た目が不健康そうに見えない色を使ってください。
眉(アイプロウペンなど)
眉は、意外と目立ちますし相手の印象にも残りますから、明るさや元気さを醸し出すようにしましょう。
あまりキッチリと描き過ぎずに、眉頭を少しぼかしてナチュラルふうにしましょう。
チーク
肌の色を健康そうに演出するのがスタンダードです。
ナチュラルな赤みがあると良い感じに仕上がります。
口紅
口紅もチークと同様で健康的で血色が良いという感じの色を選んでください。
最終プロセスとしてグロスを塗ると、ツヤが出て良いと思います。
明るい表情と笑顔で自分を演出!
笑顔や明るい表情がより引き立つように意識しましょう。
どういった職種であろうとも、機嫌の悪そうな仏頂面など誰が見ても不快な感じは通用しません。事務系でお客様と接する仕事ではない方でも、もちろん同じです。
やはり明るい表情と笑顔を意識することなくつくれるように訓練しましょう。
基本的にはロ角を上げることと眉です。
ちょっとした隙間時間や歯磨きの時などに、鏡を確認しながらロ角と眉を上げてみてください。顔の筋肉をストレッチする感覚です。
筋肉が柔らかくなると、自然に表情は和みますし笑顔も出ます。
ビジネスでは、お客様に好印象を持ってもらえるのは大変に重要です。ある意味では、好印象をもたらすことはメイクなどよりも大切な要素です。
メイクはさておき、表情や笑顔は男性も同じことですから、意識してください。
髪型で好感度を演出!
髪型も気を使ってもらいたい部分です。
髪型で一番大事なのは清潔さです。それ以外にはないと言えるくらいですので、とにかく清潔さは保ってください。
定期的に美容室や床屋へ行くことは当然ですが、カットする際にも目が隠れないように意識することです。
目のあたりまで髪の毛が降りていると、男女にかかわらず表情がわからずに、相手からも心を開いてもらえません。
特に男性は、襟足が長い髪型はビジネスには向いていません。ワイシャツの襟が髪の毛で隠れることがない程度にカットしてください。
髪の色は、男性は黒です。最近は一部の職種で濃い茶色などもOKのようですが、やはり黒にしておいた方が無難ですし清潔感もあるでしょう。
女性も黒がベストですが、茶系でも大丈夫でしょう。
働いている会社の規定によって違うとは思いますが、もし迷ったら先輩をよく観察するとおおよその基準が分かるでしょう。
ピンや シュシュなども大丈夫でしょうが、あまり派手なものなどは避けてください。
まとめ
社会人であればスーツや靴などだけでなく、メイクや髪型や表情にまで気を使わなくてはなりません。
しかし、それほど大変なことではないですから意識して守ってください。