間違い電話をかけてしまったら?ビジネスシーンでチャンスにつながる対応

電話をかけたら、間違えて違うところにかけてしまったということはないでしょうか。

ビジネスでは、そのようなときも丁寧な対応をしましょう。相手の顔が見えないから、知らない人だからと、ぞんざいな対応をしてはいけません。

知らない人であっても、ビジネスではどこでつながるか分かりません。

また、たとえビジネスでなくても、自分の間違いで、相手に不快な思いをさせるのはよくないですね。予期していなかった間違い電話に、どのように対応するかで、人としてビジネスマンとしてのレベルが表れます。

間違えてかけた電話の相手が知らない人、知っている人、久しぶりの人など、誰にかけ間違えるかは、その瞬間まで分かりません。

そんなときも、あせらず、ポジティブな気持ちで対応しましょう。

この記事の内容

知らない相手に電話をかけ間違えてしまった

電話をかけたら、見知らぬ相手が出たり、思っていた会社と違う名前を名乗られたら、思いもよらない間違いに、あせってしまいますね。

だからといって、「間違えました!すみません!」と言って、急に電話を切るのはよくありません。

電話に出た相手は、急に切られたらびっくりしますし、変な電話がかかってきたと思います。

知らない相手であったとしても、間違い電話をしたときには、丁寧に対応しましょう。

「恐れ入りますが、そちらのお電話番号はxx―xxxx-xxxx番ではございませんか」

と相手の電話番号を確認し、違っていたら丁寧に謝ります。

「番号を間違えてしまったようです。申し訳ございませんでした」

素直に謝れば、相手も気を悪くしません。あせらず落ち着いて、丁寧に謝りましょう。

知らないけど自社と取り引きのある相手に間違い電話をした

会社の電話帳を1行読み間違えてしまい、電話をかけたら違う会社名を名乗られ、間違い電話をしたことに気づくということもあるでしょう。

電話帳をみて電話をしているのであれば、自分は知らない相手であっても、会社として取り引きのある会社に間違えてかけてしまうことがあります。

そのようなときは、自分の名前を名乗り、丁寧にお詫びしましょう。

「○○会社の○○と申します。申し訳ございません、電話をかけ間違えてしまいました。お忙しいところ、大変失礼いたしました」

最近は、電話機に電話番号と会社名が登録してあることもあり、相手はどこからかかってきたか分かっているケースも少なくないです。

まだ名乗っていなくても、相手はどこから電話がかかってきたか分かっていると思っておくほうがよいでしょう。

知っている相手に間違い電話をした

電話をかけ間違えた相手が、知っている人だった場合、どのようにするのがよいでしょうか。

最近連絡をとっている相手であれば、他の用件に話を持っていく方法もあります。

「先日はありがとうございました。その後いかがですか」

もし、電話に出た相手が、しばらく連絡をとっていない人だったら、どう取り繕うのがよいか悩むところです。

「申し訳ございません。電話をかけ間違えてしまいましたが、お久しぶりにお声を聞けてよかったです。お元気でしたか?」

素直に電話をかけ間違えたことをお詫びしつつも、久しぶりに声が聞けてよかったとポジティブな話に変え、近況を聞く方法もあるでしょう。

関心を持たれて悪い気がする人はいません。間違い電話も、積極的に活用しましょう。

ビジネス上の関係では、必要なときだけ連絡をしますので、進行している案件がないと、なかなか話す機会がありません。

1本の間違い電話から、その後に仕事につながることもあります。「何かお役に立てることはないか、気になっておりました」という姿勢で、話してみましょう。

ビジネスシーンでの間違い電話への対応

プライベートの電話であれば個人の問題なので、それほど気にする必要はありません。

でも職場にかかってきた間違い電話であれば、話が変わってしまします。対応を間違えれば、自分だけではなく会社の評価を下げてしまうこともあるからです。

電話に出た場合に、間違いだと気がついても落ち着いて対処するようにしましょう。

いきなり「間違えています」と伝えるのは、ビジネスマナーとして好ましくありません。

かけ間違いである旨をやんわりと伝え、相手に気付かせることが大切なのです。

こちらは〇〇でございますが、何番におかけでしょうか?

こちらの電話はxx―xxxx-xxxx番にかかっております。

まとめ

間違い電話をかけてしまったとしても、丁寧に対応することで相手に良い印象が与えられたら、その後、また仕事につながるかもしれません。

しばらく話していない相手であれば、間違い電話を、ご機嫌伺いに転換してみるのもおすすめです。

ちょっとしたことから大きなチャンスにつながることもあります。間違いを間違いだけで終わらせず、次につなげていきましょう。

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